○ 医師の診断を受け、保護者が記入する登園届が必要な感染症 | ||
病 名 | 感染しやすい期間 | 登園のめやす |
溶連菌感染症 | 適切な抗菌薬治療を開始する前と 開始後1日間 |
抗菌薬内服後24〜48時間経過していること |
マイコプラズマ肺炎 | 適切な抗菌薬治療を開始する前と 開始後数日間 |
発熱や激しい咳が治まっていること |
手足口病 | 手足や口腔内に水疱・潰瘍が発症した数日間 | 発熱や口腔内の水疱・腫瘍の影響がなく、 普段の食事がとれること |
伝染性紅班(リンゴ病) | 発しん出現前の1週間 | 全身状態が良いこと |
ウイルス性胃腸炎 (ノロ・ロタ・アデノウイルス等) |
症状のある間と、症状消失後1週間(量は減少 していくが、数週間ウイルスを排泄しているので 注意が必要) |
嘔吐、下痢等の症状が治まり、普段の食事がとれること |
ヘルパンギーナ | 急性器の数日間(便の中に1か月程度ウイルス を排泄しているので注意が必要) |
発熱や口腔内の水疱・腫瘍の影響がなく、普段の食事が とれること |
RSウイルス感染症 | 呼吸器症状のある間 | 呼吸器症状が消失し、全身状態が良いこと |
帯状疱疹 | 水疱を形成している間 | すべての発しんが痂皮化してから |
突発性発しん | 解熱し機嫌が良く全身状態が良いこと |
○ 医師が記入した意見書が必要な感染症 | ||
感 染 症 名 | 感染しやすい期間 | 登園のめやす |
麻しん(はしか) | 発症1日前から発しん出現後の4日後まで | 解熱後3日を経過してから |
インフルエンザ | 症状が有る期間(発症前24時間から発病後 3日程度までが最も感染力が強い) |
症状が始まった日から5日以内に症状がなくなった場合は、症状 が始まった日から7日目まで又は解熱した後、3日を経過するまで |
風 し ん | 発しん出現の前7日から後7日間くらい | 発しんが消失してから |
水 痘(水ぼうそう) | 発しん出現1〜2日前から痂皮形成まで | すべての発しんが痂皮化してから |
流行性耳下腺炎 (おたふくかぜ) |
発症3日前から耳下腺腫脹後4日 | 耳下腺の腫脹が消失してから |
結 核 | 感染のおそれがなくなってから | |
咽頭結膜熱 (プール熱) |
発熱、充血等症状が出現した数日間 | 主な症状が消え2日経過してから |
流行性角結膜炎 | 充血、目やに等症状が出現した数日間 | 感染力が非常に強いため結膜炎の症状が消失してから |
百 日 咳 | 抗菌薬を服用しない場合、咳出現後3週間を 経過するまで |
特有の咳が消失し、全身状態が良好であること (抗菌薬を決められた期間服用する。7日間服用後は医師の指示 に従う |
腸管出血性大腸菌感染症 (O157・O26・O111等) |
症状が始まり、かつ、抗菌薬による治療が終了し、48時間をあけて 連続2回の検便によって、いずれも菌陰性が確認されたもの |